探偵ブログ
広島の探偵|浮気調査・ストーカー対策など
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少しずつ夏の気配を感じる季節になりました。
ゴールデンウィークを家族と過ごす方や、一人でゆっくりと時間を過ごす方も多いのではないでしょうか。
連休は、ふだん目を背けていた問題と静かに向き合うきっかけにもなります。
当ブログでは「いざというとき、何を知っておけばいいのか」をわかりやすくお伝えしています。
今回は、実際に多く寄せられるご相談をもとに「浮気の証拠を掴んだあと、どうすればいいのか?」というテーマで、示談・調停・裁判それぞれの流れや違い、慰謝料の相場、弁護士との連携など、詳しく解説しています。
「誰に相談すればいいのか分からない」「自分の場合はどう動くべき?」と感じている方にとって、最初の一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
パートナーの浮気が発覚し、「証拠を掴んだ!」となったあと、次にどう動くべきか。
この段階での対応次第で、慰謝料の額、手続きのスムーズさ、精神的な負担が大きく変わってきます。
浮気の証拠を掴んだ後、すぐ問い詰めるのは危険!
浮気の証拠を手に入れると、つい感情的になり「すぐに問い詰めたい」と思うのが自然です。
しかし、この“すぐ問い詰める”という行動が、大きなリスクを生むことになります。
【主なリスク】
証拠を突きつける“タイミング”と“方法”を間違えると、
本来得られたはずの慰謝料や有利な条件が失われてしまうこともあります。
【失敗事例】問い詰めが早すぎて慰謝料ゼロになったケース
■依頼者:
40代女性(子ども2人)
■状況:
ご主人のスマホからLINEのやり取りを確認。
不貞のやり取りと思われる内容をスクショで保存し、その夜すぐに夫を問い詰めました。
■結果:
■探偵の視点から見たポイント:
LINEの内容だけでは不貞の“直接的な証拠”として弱く、裁判でも採用されにくい傾向にあります。このケースでは、事前に探偵に依頼し、ラブホテルの出入りなど客観的な証拠を確保していれば、慰謝料請求や調停で有利な展開が可能でした。
浮気を知った直後は、冷静さを保つのが難しい時期です。
でも、証拠をしっかり活かすためには、「いま感情をぶつけること」と「将来を守ること」のどちらが大切かを一度考えてみてください。冷静に「証拠を活かす準備」をしましょう。
「今すぐ動くべき?」「この証拠で足りるのか?」迷っている方へ、小さな一歩探偵社では、証拠の活かし方やベストな行動タイミングもアドバイスしています。
示談(じだん)
相手と直接、または弁護士を通じて話し合い、慰謝料などの条件を決める方法です。
▶ 探偵が決定的な証拠(たとえば、複数回の不貞行為が確認できる写真や動画、日時・場所が明確な報告書など)を掴んでいれば、相手も「逃げられない」と感じ、早期に示談に応じる可能性が高まります。証拠が不十分だと話し合いが平行線になることも多いため、事前にしっかりとした調査を行うことが、示談成立のカギになります。
調停(ちょうてい)
家庭裁判所を通じて話し合いを行う制度
▶ 調停では、家庭裁判所の調停委員が第三者として間に入るため、当事者同士だけでは感情的になって進まなかった話し合いも、冷静かつ客観的に整理されやすくなります。ただし、1回の調停で解決することは少なく、通常は1〜2ヶ月に1回のペースで複数回行われるため、解決までに半年以上かかることもあります。感情の整理や今後の準備期間として有効な場である反面、時間的余裕と根気も必要になります。
裁判
話し合いで決着しない場合に、法的に解決する手段です。
▶ 裁判は、相手が示談や調停にも応じず、話し合いでの解決が困難な場合に選ばれる手段です。判決が出れば法的拘束力があるため、相手が慰謝料の支払いを拒んでも、強制執行などの手段で履行を求めることができます。ただし、訴訟には1年以上かかることも珍しくなく、弁護士費用や裁判費用も含めて経済的な負担が大きくなります。また、証人尋問や陳述など精神的なプレッシャーもかかるため、最後の手段と考える方が多いのが実情です。
▶ 「示談・調停・裁判、どれを選ぶべきかわからない…」と悩まれる方は多いです。たとえば、「相手と話せる関係がまだ残っている」「早く終わらせたい」という方には示談が向いています。一方、「感情的になって冷静な話し合いができない」「相手が不誠実で対話が難しい」と感じている場合は、家庭裁判所を通じた調停が現実的です。そして、「相手がまったく認めず反省の様子もない」「きちんと法的に白黒つけたい」という場合は、裁判を視野に入れる必要があるかもしれません。
状況によって選ぶべき手段は異なります。まずは探偵や弁護士などの専門家に相談し、自分のケースではどの道が現実的なのかを一緒に整理することが、納得のいく解決への第一歩になります。
状況をお伺いした上で、最適な進め方をご提案することも可能です。
→ 当社は多数の弁護士と提携。無料でそのお悩みに強い弁護士をご紹介します
不貞行為(浮気・不倫)が発覚した場合、精神的苦痛に対する損害賠償として「慰謝料」を請求することが可能です。ただし、慰謝料は一律に決まっているわけではなく、状況や証拠の有無、婚姻期間、子どもの有無、相手の反省の態度など、さまざまな要素を総合的に判断して金額が決まります。ここでは、実際の判例や相談件数に基づいて、一般的な相場を紹介します。
【一般的な慰謝料相場】
あくまで目安ではありますが、裁判所は「客観的な証拠」があるかどうかを重視するため、確かな証拠があればあるほど、より高額な慰謝料が認められる傾向にあります。
実際の判例
このように、慰謝料の金額は単に「浮気をしたかどうか」だけでなく、不貞の継続性や婚姻関係への影響、家庭環境など、さまざまな事情が複合的に判断されて決まります。判例を知ることは、自分のケースでどの程度の慰謝料が見込めるかを知るうえで重要な参考になります。
→ あなたの今の状況をお聞きしたあと、最適な手段や見込み金額の目安をご案内しています
浮気や不倫の問題は、感情だけで動いてしまうと不利な結果を招くことがあります。そんなとき、法律の専門家である弁護士に相談することで、自分にとって最適な進め方や権利の守り方が明確になります。特に、相手との交渉や裁判など、専門的な対応が求められる場面では、弁護士の力が非常に重要になります。
弁護士が具体的に対応してくれる主な内容は以下のとおりです。
これらを専門家に任せることで、精神的な負担を軽減しながら、法的に正当な権利をしっかりと主張することが可能になります。
自分で対応するリスク
📩弁護士と連携した対応も、小さな一歩探偵社にご相談いただけます。
当社では、弁護士との連携によるサポート体制も万全です。
「示談交渉や裁判が不安」「信頼できる弁護士に相談したい」という方には、多数の提携弁護士の中から、ご希望やお悩みに応じた適任者をご紹介しています。
たとえば、
など、状況やご希望に合わせてご案内が可能です。
調査の結果を無駄にせず、スムーズに法的手続きを進めていけるよう、探偵と弁護士が連携してトータルで支援いたします。
「浮気の証拠が取れたら終わり」ではありません。
本当に大切なのは、その証拠をどう活かして、自分の未来を守るかということ。
慰謝料の金額、交渉の有利不利、そしてあなたの気持ちが報われるかどうか──
そのすべては、証拠の“質”にかかっています。
✔ 探偵が集めた証拠は、裁判でも通用する法的な力があります
✔ 示談や調停でも、相手が不利を悟り、歩み寄りやすくなります
✔ 弁護士も、質の高い証拠があることで、明確な戦略を立てやすくなります
「どう動いていいかわからない」「まず何から始めるべきか迷っている」という方へ。
小さな一歩探偵社では、裁判・調停で通用する確かな証拠の取得にこだわり、
その後の弁護士連携まで、あなたに寄り添ってサポートしています。
ひとりで悩まず、まずは一歩踏み出してみませんか?
その一歩が、あなたの未来を守る大きな力になります。
「探偵に相談するなんて大げさかも…」そう思われる方も多いかもしれません。
ですが、悩みを抱え込んで心身ともに疲れてしまう前に、一歩だけ踏み出してみてほしいと願っています。
その一歩が、未来を変える大きな転機になることもあるのです。
私たちは、証拠を取るだけでなく、その後の道筋までを一緒に考え、支えていく探偵社です。
安心して話せる場所として、どうかご活用ください。